■放課後等デイサービスにおける個別支援計画の役割
個別支援計画に沿って発達支援を行います。
放課後等デイサービスでは、子どもの発達過程や障害種別、
理解している者による発達支援を通じて、子どもが他者との信頼関係の
形成を経験できることが必要であり、この経験を起点として、友達とともに
過ごすことの心地よさや楽しさを味わうことで、人と関わることへの関心が育ち、
コミュニケーションをとることの楽しさを感じることができるように支援します。
また、友達と関わることにより、葛藤を調整する力や、主張する力、折り合いを
つける力が育つことを期待して支援する。基本活動には、子どもの自己選択や
自己決定を促し、それを支援するプロセスを組み込むことが求められます。
また、日常的な子どもとの関わりを通じて、保護者との信頼関係を構築し、
保護者が子どもの発達に関して気兼ねなく相談できる場になるよう努めます。
放課後等デイサービスは、子どもに必要な支援を行う上で、学校との役割分担を
明確にし、学校で作成される個別の教育支援計画3等と放課後等デイサービス
計画を連携させる等により、学校と連携を積極的に図ることが求められます。
また、不登校の子どもについては、学校や教育支援センター、適応指導教室等の
関係機関・団体や保護者と連携しつつ、本人の気持ちに寄り添って支援していく
必要があります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
浅井順
2016年11月3日|カテゴリー「浅井順」