■ 訪問看護事業の魅力について
本日は、訪問看護の開業についての勉強会に参加してきました。
訪問看護は開業のご相談も多いため、私も指定申請のことだけじゃなく、運営や営業のことも知りたかったので、本日の勉強会はとても参考になりました。
改めて、訪問看護の魅力をお伝えしたいと思います。
1.訪問看護は国が政策として力を入れている
2012年の介護保険法の改正で、施設から在宅へという流れになりましたが、その中で訪問看護はその中心を担っていく役割です。
入院に比べ、在宅になると負担が半分で済むため、国の財政圧迫をおさえられます。
また、大部分の病院は赤字経営といわれていて、入院2週間以上になると報酬単価が下がっていくため、病院としては長期入院を避けていかないといけない。
その受け皿として、在宅に切り替えていくには訪問看護が重要な役割を担っていきます。
2.報酬単価が高いこと
訪問看護は訪問介護に比べて、報酬単価が高いです。加算がつくように体制を作っていけば、1人1時間の利用で1万円、1日6件の訪問する体制を作れれば、相当魅力的な事業となります。
3.開業資金があまりかからない
訪問看護の事業を行う上での要件として、法人であることなど基準がありますが、設備については2K位のアパートの一室でも十分可能です。
経費のうちの大部分は人件費ですので、報酬をしっかりとれる営業体制を作れれば、開業の要件を満たすのはそんなに難しくないといえます。
他にも魅力はたくさんありますが、何といっても今後の地域包括ケアシステムの中で中心を担っていく役割なので、社会や地域から求められ、世の中の役に立つ、社会貢献ができるということが、一番の魅力だと思います。
当事務所では、介護事業所や経営コンサル会社、会計事務所等他士業事務所と業務提携をしておりますので、開業の申請だけでなく、運営や営業についても提案、指導、アドバイスができます。
もし開業をご検討の際は、ぜひ一度ご相談頂けましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。