■介護ロボット導入促進の補助について
こんにちは。行政書士の浅井です。
介護ロボットを導入についての補助金があります。
例えば埼玉県ですと8月31日が申請期限となります。
補助を受けるためにはまず交付申請を行い、交付決定通知を受けたら購入やリースを行い、そのあとで実績報告を提出します。
まだ申請に間に合いますので、ぜひご準備をするとよいと思いますし、各都道府県ごとで申請期限が異なったりするようですので、ぜひ調べて申請を行うようにします。
1事業の目的
県内の介護サービス事業者に対し、介護ロボットを導入する際の経費の一部を助成することにより、介護ロボットの使用による介護従事者の負担の軽減を図るとともに、介護ロボットの普及による働きやすい職場環境の整備を図り、介護従事者の確保及び定着に資する。
2補助対象事業
次の経費を補助する。
(1)次の1から3の全ての要件を満たす介護ロボット機器
1 目的要件
次のいずれかの場面において使用され、介護従事者の負担軽減効果のある介護ロボット
・移乗介護
・移動支援
・排泄支援
・見守り・コミュニケーション
・入浴支援
・介護業務支援
2 技術的要件
次のいずれかの要件を満たす介護ロボットであること。
ア ロボット技術(センサー等により外界や自己の状況を認識し、これによって得られた情報を解析し、その結果に応じた動作を行う技術をいう。)を活用して、従来の機器ではできなかった優位性を発揮する介護ロボット。
イ 経済産業省が行う「ロボット介護機器開発・導入促進事業」(平成30年度からは「ロボット介護機器開発・標準化事業」)において採択された介護ロボット。
3 市場的要件
販売価格が公表されており、一般に購入できる状態にあること。
※導入を検討している介護ロボットが補助の対象になるか不明な場合は、事前に県にお問合せすると教えてくれます。
(2)見守り機器の導入に伴う通信環境整備費
1 Wi-Fi環境を整備するために必要な経費
(配線工事(Wi-Fi環境整備のために必要な有線LANの設備工事も含む)、モデム・ルーター、アクセスポイ
ント、システム管理サーバー、ネットワーク構築など)
2 職員間の情報共有や職員の移動負担を軽減する等効果・効率的なコミュニケーションを図るためのインカム
(デジタル簡易無線登録型等のWi-Fi非対応型のインカムを含む)
※既に見守り機器を導入している場合も対象です。
※介護ロボットのメンテナンスに係る経費及び通信に係る経費は補助対象外です。
申請の際は以下の書類が必要となりますので、まずは対象となるかを確認し、該当するようであれば見積もりやカタログを取り寄せるようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。