■チャレンジドポジティブコンサルティングの内容その4
こんにちは。行政書士の浅井です。
今回は、当事務所のコンサルティングサービスである、チャレンジドポジティブコンサルティングのコンサルティング内容の第4回目についてお伝えしていきます。
チャレンジドポジティブコンサルティングでは、以下のことを目的にコンサルティングを行っております。
目的
障がい者雇用の義務への対応を会社の新しい成長につなげる環境設定を行うこと。
最終目標
障がい者雇用を通じて企業価値を上げる取り組みです。
地域の福祉雇用のリーディングカンパニーを目指す取り組みです。
上記目標のための取り組み内容は以下の通りです。
1.現状確認と方向性を決める。
2.会社の強みと障がい者の特性は何か?把握しプランを決定する。
3.会社独自の障がい者雇用へと変換する。
4.障がい者雇用の部署設置とテレワーク等を導入する。
5.技能習得できるものの設定と営業方法、営業先の設定。
6.国の支援制度活用とブランディング。
7.クラウドファンディングと地域との連携。
8.計画を立て、実行し、評価を行い、改善を繰り返すことと長期戦略。
今回は上記の中の第4回目、障がい者雇用の部署設置とテレワーク等を導入することについて、どのようなことをコンサルティングするのかお伝えします。
第4回目 障害者雇用の部署設置とテレワークを導入する
(1)人事の設定
(2)部署の設定
(3)テレワーク、リモートワーク、在宅勤務の理解
(4)職場、オフィスから離れた場所での勤務環境の設置、導入
上記4つの項目において、内容をお伝えします。
(1)人事の設定
担当者を決める
やることを決める、やる内容を決める。
(2)部署の設定
部署を決める
責任、ルールを決める
やる内容を決める
(3)テレワーク、リモートワーク、在宅勤務の理解
厚労省の制度資料、法律の理解
支援機関の確認、連携
特徴の理解
(4)職場、オフィスから離れた場所での勤務環境の設置、導入
在宅雇用、サテライトオフィス、特例子会社、テレワークの導入、設置
理解、プロジェクト、メンバー、役割、研修、見学、整備、雇用、開始と段取り決めていく
1.具体的な取り組み内容は以下の通りです。
障害者雇用の進め方には、5つのステップがあります。
ステップ1 障害者雇用に関する意思決定
経営環境の変化がある。人事の変化がある。
ステップ2 社内における障害者理解の浸透
ステップ3 業務の内容検討、選定
ステップ4 採用計画、採用(実習、募集、採用)
ステップ5 職場定着
2.障害者雇用を進めるためのステップとして以下のことを考えていく必要があります。
・障害者雇用のためには職場理解、環境設定が大切。
・新たな業務を切り出すのに苦労している
・何から手をつけていいか?
・採用方法
・やめてしまうことの防止策は?
・何を頼めばいいかわからない
3.次に何のために障害者雇用を行うのかの目的を考えます。
・法律で必要だから
・納付金払いたくないから
・社会から評価されたいから
→やる側、入る側、やりたいか?
・障害者雇用を行うことに対して社内の協力を得られない
・障害者が働くための業務が切り出せない
→正しいステップを踏んで進めていない
4.障害者の業務の切り出し方法を考えます。
簡単にできる方法
ポジティブに取り組むことが大切。
例
・今いる社員が今よりもより活躍できる体制を作る
・社員のマネジメント能力を高める
・社員一人一人が自分の役割を認識
・会社の活性化、組織風土の変革など
実際に雇用した企業の変化
・意識の変化
・業務の見直し、キャリアアップ、レベルアップ
・業務設計、マニュアル作り
・社員の成長
・コミュニケーションの活性化
業務開拓の視点
社員がより活躍できる体制作りができないか
社員の福利厚生につながるものはないか
女性社員が就業時間外で行っている雑務はないか
どれが欲しい業務はないか(定期でなくスポットでも可)
外注している業務や派遣社員を使っている業務はないか?
社内で残業の多い部署や部門の業務を手伝えないか
今後、テレワークや在宅就労を推進する上で、必要な環境整備の準備はできないか?
上記について順番に考え、一つ一つ工程を作成していきます。
以上、第4回目のコンサルティングの内容をお伝えしました。
次回は第5回目のコンサルティングの内容についてお伝えしていきます。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
浅井順
2021年2月4日|カテゴリー「浅井順」