■介護事業所における経営の課題について
本日は、介護事業所における経営の課題についてお伝えします。
介護事業所の経営者では、以下の3つが大きな課題です。
課題:人員の確保、人材育成、経営改善、介護制度の把握
原因1:人員確保、人材の育成が困難
介護の場合は低賃金労働であることなど様々な事情でその前時点である人員確保が難しいというのがやはり一番の課題になる部分なのでしょう。また、介護の仕事というのは一般的な仕事よりも人と接するということで、よりプロフェッショナルを求められる仕事になるので人材の育成というのはとても重要になります。
原因2:利用者増、営業活動、経営改善が必要(法改正等)
介護業界は労働生産性が非常に低いといわれています。人材確保も大切ですが、労働生産性が改善されないままに働く人材だけが増えてしまうと、収益が減り、事業の維持ができなくなってしまいます。そのためには、介護職1人あたりが対応できる利用者の数を増やすことや、国の財源に頼らない新たな収益源をつくることを考えていく必要があります。
原因3:資金や制度についての把握
事業を行うには、お金がなければ何も始まらないということがどうしてもございます。
事業である以上お金の事は第一に考えなければいけない部分なのでしょう。また、介護保険は法律や制度もよく変わるものなので、そういった部分もしっかりと把握していないと事業として成り立たすのは難しいです。
大きく分けると上記3つとなります。これらの原因への対策を行うことで課題を解決していくことができます。
次回では、その対策方法についてお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
浅井順
2019年1月17日|カテゴリー「浅井順」