■キャリアパス規程の作成手順について
処遇改善加算を取得するためには、まずはキャリアパス規程を作成する必要があります。
ただ、どのように作っていったらよいかはわからない方も多くいることと思います。
今回は簡単な順番を記載したいと思います。細かい詳細はまた時間が取れたらまた書きたいと思います。
1. 階層を設ける
・上位は役職を拠り所にする。
・役職のないところにも階層を設けるようにする。
・階層は現状ではなく「あるべき論」で構築する。
2. 階層ごとに名前を付けて、定義付けする。
3. 業務内容を設定する。
4. 求められる能力などを設定する。
5. 必要な研修を設定する。
6. 給料を設定する。
7. 昇給条件を設定する。
上記については、一つ一つ重要なポイントがあるのですが、ここでは記載しきれないので、今回は全体像だけ書かせていただきました。
最後に
キャリアパス規程を作成することはもちろん大切なことですが、さらに重要なのはその作った規程を運用し、機能させていくことです。
そのためには、キャリアパス制度の規定に関する説明会を開き、職員へ周知、理解を得られるようにしましょう。
そして、実際には稼働させた後も、運用しながら気づく部分もあるので、随時見直し、修正などアップデートしていくようにしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。