■服薬管理、金銭管理、緊急時対応時のフローについて
こんにちは。行政書士の浅井です。
障害福祉サービス事業所においては、服薬管理、金銭管理、緊急時の対応のこの3つについては、大きな事故やトラブルになる事例が多くあります。
そのため、この3点についてはフロー等の1枚ものの表などにして、事業所内に掲示し、職員誰もがそれを見て行い方がわかるようにしておいた方がよいでしょう。
一部の方だけがそのやり方を分かっている場合、その方がいないときなどはトラブルや事故になるケースが多くあります。
誰か一人が行う場合にトラブルになるケースも多いので、ダブルチェックの体制作りにすることも大切です。
以下例となりますが、服薬管理の簡単な参考例お伝えします。
1.事前準備
利用者に入所時の薬の準備について説明し、処方を確認できる書類、内服薬、塗薬の有無を記入する。
薬カレンダーからの取り出し忘れに注意。薬カレンダーに取り出したことがわかるマークを記載する。
管理者等が預かった薬現物の種類・個数と残薬確認・服薬管理表等の内容が合致するかチェック。
セット漏れがないよう管理者、サービス管理責任者等複数名でチェックする。
2. 服薬
残薬確認・服薬管理表等に基づき、指定された時間に配薬する。
入所者一人一人に用意し、当日に服薬した空袋を保管する。
3. 服薬完了
空袋入れと残薬確認・服薬管理表が合致するか確認する。
こちらについても管理者、サービス管理責任者等複数名でチェックする。
以上、参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も一日皆様にとって素晴らしい日となりますように。