障害福祉サービス事業におけるPDCAについて

PDCAという言葉を知っていますか?

福祉ビジネスにおいてよく使われる言葉ですが、知っていても意味を理解していない方も多いのではないでしょうか。

また、理解はできていても実際にどう使えばいいのかがわからない方もいると思います。

そこで今回はまず、PDCAの言葉の意味について紹介します。

仕事の進め方のポイントとしてよく言われるのは、「基本はPDCAを回すこと」です。

PDCAとは、Plan・Do・Check・Actionのそれぞれの頭文字をとったもので、上の図のようにな順番でサイクルを回していきます。では、1つずつ意味を簡単に説明します。

「Plan=計画」
目標を設定し、目標達成のために何をするべきか仮説を立て、プランニングすることです。
何をするのか・誰に対してするのか・なぜするのか・どのくらいの量を行うのか・いつまでに行うのか…など基本の5W1Hを更に詳しく分解して考えていきます。

「Do=実行」
計画をもとに実行することです。
計画したことを意識し、結果が分かるように、時間を測る・数を数えるなど数字を付けることが大切です。

「Check=評価」
計画に沿った実行が出来ていたのかを検証することです。
実行した結果が、良かったのか悪かったのかを判断します。その時に、実行で述べた数字を付けておくと具体的根拠ができるので検証の正確性が増します。

「Action=改善」
検証結果で見えた、課題の解決策を考え改善することです。
実行した結果、この計画を続けるか・止めるか・改善して実行するかなどを、この段階で考えます。この時に、次のサイクルの「Plan」を意識して考えることが重要なポイントです。

次回は、PDCAの活用方法についてお伝えしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。