浅井順

2024年1月19日|カテゴリー「浅井順
27763635_s
■サービス管理責任者と児童発達支援管理責任者の業務内容について

こんにちは。行政書士の浅井です。

本日はサービス管理責任者と児童発達支援管理責任者の業務内容についてお伝えしたいと思います。

〇業務内容
・個別支援計画の作成
・サービス提供プロセスの管理
・他のサービス提供職員への技術指導と助言
上記が業務内容の責務となっております。

1.個別支援計画の作成
個別支援計画作成を全て行うという意味ではなく、その作成と運用の責任者として関ることを意味しています。

2.サービス提供プロセスの管理
作成 → 同意 → サービス → モニタリングをしながら支援を発展的に展開していくプロセスを管理します。
また単に計画書の作成手順をなぞるのではなく、質の高い計画を作成する責任があり、そのための的確なアセスメントや利用者面談、事業所内会議を円滑に運営できるスキルも求められます。

3.他のサービス提供職員への技術指導と助言
立派な個別支援計画があっても実際に支援する職員の力量が不足していると、個別支援計画を実施することが難しくなってしまいます。
そのための人材育成が大切になってきます。そのための技術指導、力量に応じた指導方法、業務の割り振り、精神的なフォロー等が大切となってきます。
そのためには、時には現場で模範となる行動を示すことや、時には裏方に徹するなど、状況に応じた様々な役割、工夫が求められます。

上記以外にも例えば研修がOJTで不十分な場合には、OFF/JTの研修を行うなど研修の管理、また管理者との連携も大切な業務となってきます。

上記の通り、サービス管理責任者、児童発達支援管理責任者は大変な仕事である一方、事業所における利用者支援の要となる存在で、大変やりがいのある仕事でもあります。

法人様としては責任者の方をフォローし、業務環境を整えてあげることも大切な部分かと思いますので、ぜひ働きやすい環境の整備をして頂くことをお勧めします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日が皆様にとって良い一日となりますように。